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we (1992-)
Stoner Rock, Space Rock
/ストーナーロック,スペースロック
Livin’ the Lore (1999)
1.Red Morning 4:43
2.Full Moon With A Label 3:26★
3.Shades We Wear 6:33★
4.I And I 4:27★
5.Moanjam 3:35★
6.This Day 9:23★
7.Southbound 4:52★
8.Peddler 5:11★
9.Livin’ The Lore 12:56★
4th 名盤
Voices Of Wonder
メンバー不動
[ブックレットの表記は
Thomas(Vo)
Don(G)
Goshie(B)
Krisvaag(Dr)]
70sヴィンテージ感がアップした音作りで
全パートに存在感がある
バランスのとれたミックス
重さ、切れ味、
粘りを持ったリフが迫ってくる
ミディアムテンポ曲
蜃気楼の様な揺らめきと妖しさの
スロウテンポ曲
持ち前のサイケ要素も
レトロな宇宙的浮遊感で
自然に曲に組み込まれている
サビで
哀愁のあるメロディを炸裂させるボーカルは
相変わらず良い
コンパクトな曲も
キッチリと展開が練られているし
バラエティ豊かな曲調の並びで
マンネリ感が無い名盤
アルバム最後の2曲がハイライト
ヘヴィにうねる
『8.Peddler』と
『9.Livin’ The Lore』の
名曲続きの
終盤の流れは最高過ぎる
リフと歌メロのコンビネーションが
聴き手の体を突き動かし
その上で涙腺にくる
これ程完璧なアルバムの締め方は
他にないと思う
(9.Livin’ The Loreは3:20位で終わりで
残りは無音でラスト1分おふざけ)
マヤカレンダーをモチーフにした
ジャケットアートワークもかっこいい
キバヤシもスルーする事はできないだろう
このアルバムを完成させ
バンドが次のヨーロッパツアーの
計画を立てていたタイミングで
ライブを見に行った時に前作を渡していた
クリス・ゴス(KYUSS,QOTSA)から
マスターズ・オブ・リアリティーの
ヨーロッパツアーの特別ゲストとして同行を誘われ
30日間で28回のショーを行った
このツアーでイギリスでのデビューも果たし
Kerrang!,Metal Hammer,Terrorizer などで
紹介され絶賛される
これがWEにとってのターニングポイントとなり
バンドは特定のレーベルと契約するのではなく
様々なレーベルからリリースすることに決める
その結果
いろんなレーベルから
多角的なリリースが行われ
WEの知名度は高まり
独立した自由なバンド運営を確立した
レーベルのしがらみの無い活動が可能になった事で
バンドは自らの売り込みで
99年から2000年にかけてヨーロッパの多くの
フェスティバルに参加しまくった
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