the obsessed GILDED SORROW (2024)

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the obsessed
(1976-1995,2011-2013,2016-)

ジ・オブセスド

メリーランド州ポトマック

doom metal / ドゥームメタル

GILDED SORROW (2024)

  1. Daughter of an Echo 4:33
  2. It’s Not OK 3:58
  3. Realize a Dream 3:46
  4. Gilded Sorrow 5:34
  5. Stoned Back to the Bomb Age 5:22
  6. WellSpring/Dark Sunshinie 4:20
  7. Jailine 3:21
  8. Yen Sleep 4:56
  9. Lucky Free Nice Machine 1:01

5th
Ripple Music

Scott Weinrich(Vo,G)
Jason Taylor(G,Vo:Sierra)
Chris Angleberger(B)
Brian Costantino(Dr,Vo)

前作アルバム[Sacred(2017)]で
ベースを弾き
Scott”Wino”Weinrichとは
Spirit Caravanでも組んでいた
Dave Sherman(B)が
2023年9月 55才で逝去

2016年以降
後任ベーシストは二転三転した後
2019年
フロリダのドゥーム/ストーナーメタル
Tranquilizer(2005-2012)の
Chris Anglebergerに落ち着いた

ギタリストにカナダの
ストーナー/プログレバンド
Sierraのボーカル/ギターの
Jason Taylorが加入

ドラムは2016年からの
Brian Costantino

いつも3ピースのイメージがある
WINOだが今作は4人編成バンド
わかりやすく音に厚みが増した

1曲目のイントロが
完全にthe obsessedの音
リフの刻み方がモロ
これは確信犯
70年代の薄がけリバーブの感じが
懐かしい

収録曲に一本芯が通っている上で
曲によって
ボーカル、フレーズ、リフ、リズムには
多様性が織り込まれていて飽きさせない

ギターが2本になった事の一番の影響は
光るリード/ソロパートで
なんというか遠慮なく弾いている感じ

1978年以来のツインギターの面白みを
堪能している感じ

バンド編成が新しくなっても
安定のWINOサウンド
メインストリームをシカトして
Black Sabbath
70年代ロックの流れを汲む音を
パンク由来のDIY精神で鳴らしてきた男
Scott”Wino”Weinrich
音に説得力がある

8曲目に[Incarnate(1999)]に収録の
Yen Sleepを再録している

今作も
これまでバンドは変わろうが
無尽蔵に生み出されてきた
WINOのリフを堪能できるんだけど
あれっ!?もう終わった!?となった
収録時間トータル37分
ちょっと短い

おかわりっ!

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