INTERNAL VOID Standing On The Sun (1992)

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Internal void
(1987-2013,2015-)

インターナル・ヴォイド

メリーランド州フレデリック

Doom Metal, Stoner Rock
ドゥームメタル, ストーナーロック

Standing On The Sun (1992)

  1. Warhorse 5:02
  2. Take A Look 8:40
  3. The Peace Song 3:40
  4. Utopia Of Daze 6:15
  5. Standing On The Sun 8:33
  6. Unclean Spirit 4:10
  7. Devil In Drag 6:42
  8. Eclipsed 2:02
  9. Line In The Sand 6:04
  10. Desolate Cemetery 7:27

1st
Hellhound Records

J.D. Williams(Vo)
Kelly Carmichael(G:Pentagram)
Adam Heinzmann(B:Pentagram)
Eric Little(Dr:Church of Misery)

ブラックサバスセイント ヴァイタス
伝統的なドゥームメタルの流れを組むサウンド
そこに
ただのフォロワーにとどまらない
このバンドならではのオリジナリティを加え
それをしっかりと90年代式の音圧で鳴らす

今は亡きドイツのドゥームレーベル
地球上で最もヘビーなレーベルを自称した
ヘルハウンド・レコード
メリーランド州のドゥームバンド達とともに
(the Obsessed,Ironman,Revelation等)
90年代初頭にバンドを取り上げた

ヘヴィな刻みも泥濘むタメも
ストーナーのグルーヴも
浮遊するサイケも不穏なアルペジオも
アコースティックのコクのあるインストも
オールマイティーにこなすギターは
リフのセンスだけではなく
ソロまで見事で非の打ち所がない名手

派手な事はしないが
ツボはキッチリと押さえてくるリズム隊

気持ち良い
(もしくは良い意味で気持ち悪い)
リズムチェンジをキメてきたりして巧い

Scott “Wino” Weinric
(the Obsessed,Spirit Caravan,The Hidden Hand,shrinbuilder)と
オジー・オズボーン(black sabbath)
真ん中より幾分Wino寄りの声のボーカルは
まさしくドゥームメタル声

この1stアルバムの時点で既に貫禄を感じさせる

バンドサウンドのまとまりは一級品
時間の流れを音でコントロールする技を持つ
かなりの手練れ達による名盤

ヘルハウンド
サンプラーコンピ盤[What the Hell!]
2曲を提供したのち
1993年にデビューアルバムである本作をリリース

ジャケのアートワークは
ドイツ・ルネサンス期の画家
アルブレヒト・デューラー作

このアルバムをリリース後にバンドは
結成のきっかけとなった存在である
Saint Vitusとツアーを行った

エリック・リトル(Dr)が1993年にバンドを脱退

ヘルハウンドレコードは1996年に消滅してしまう

それらの影響はあるだろうが
楽曲の作り込み方も半端ない人達故に
作曲に時間がかかるのか
1995年に自主制作で
5曲入りのデモカセットをリリースするが
2ndアルバムは2000年まで待つことになる



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