eyehategod A HISTORY OF NOMADIC BEHAVIOR(2021)

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eyehategod (1988–)

アイヘイトゴッド

スラッジコア

A HISTORY OF
NOMADIC BEHAVIOR (2021)

  1. Built Beneath The Lies 3:32
  2. The Outer Banks 2:30
  3. Fake What’s Yours 3:37
  4. Three Black Eyes 2:27
  5. Current Situation 4:41
  6. High Risk Trigger 4:17
  7. Anemic Robotic 2:43
  8. The Day Felt Wrong 3:56
  9. The Trial Of Johnny Cancer 4:24
  10. Smoker’s Piece 1:11
  11. Circle Of Nerves 3:47
  12. Every Thing, Every Day 4:42

前作から7年ぶりの
6th
Century Media

Mike IX Williams(Vo:NEVER,Outlaw order)
Jimmy Bower
(G:down,Superjoint Ritual,coc,The Mystick Krewe of Clearlight,NEVER)
Gary Mader(Ba:Outlaw order)
Aaron Hill(Dr)

2018年
Brian Patton(G:Soilent Green,NEVER)脱退
バンドは4ピース編成に

ギターが1本になったことで
バンドサウンドの空気が完全に
ジミー・バウアー
あの独特なセンスによって包み込まれている

リフも単音弾きも
独特の間を入れ込んであり
鈍く光る使い込まれた刃で
刻みつけられるような音色が
温かく心地良い

不穏なフィードバック音もこれまでよりも
温かみを感じさせる

曲いたる所に南部のクセのあるコクと旨味

前作[Eyehategod(2014)]にあった
ハードコアの疾走は控えられていて
今作は圧倒的に”間”
間の取り方が際立っている
ロングトーンの使い方がいつもかっこいい

COCの[NO CROSS NO CROWN(2018)]でも
思った事だけど
あら、これdown
やるつもりだったんじゃないかな?
って思わせるフレーズもチラホラ

マイク・ウィリアムスのボーカルは
だいぶパンクに立ち返っている
絶望の中にぶっきらぼうな
どこか吹っ切れたような光

もちろん4人編成になったこともあるが
bongzillaの[weedsconsin(2021)]も
そうだったけどパンデミックで
煙にまみれた”お家時間”を過ごした故か
バンドサウンドのまとまり感が凄い
各パートが阿吽の呼吸

名盤



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