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failure (1990-1997,2014-)
フェイリア
Alternative Rock, Grunge, Space Rock
/オルタナティブロック,グランジ, スペースロック
WILD TYPE DROID (2021)
- Water with Hands 3:52
- Headstand 4:01
- A Lifetime of Joy 1:55
- Submarines 3:44
- Bring Back the Sound 3:50
- Mercury Mouth 3:33
- Undecided 4:21
- Long Division 5:11
- Bad Translation 4:44
- Half Moon 4:40
6th
Failure Records
Ken Andrews
Greg Edwards
Kellii Scott(Dr:ENEMY,Veruca Salt)
地球に戻ってきた
ずっと宇宙に浮かんでいた
前作から3年
浮遊するパートはあるが
それはこのアルバムでは
宇宙ではなく
精神世界だと思う
(サブマリンって曲があるから海もか?)
このバンドが鳴らす
ソリッドなギターサウンドの
心地よさを再確認
その重さは
歪みの深さとか
タメとかではなく
“チューニング”
バリトンギターと
フェンダーベースVIの使用による
物理的な低音
(どれだけチューニングが低くても
前作みたいに空間系エフェクターが
かかりっぱなしだと
音は軽く聞こえるのね)
前作を聴いて
正直
FAILUREは
このまま宇宙の彼方に
行ってしまうんだろうなぁ
と思っていた
そういう事もあるだろう
そういうバンドもいるだろう
(QOTSAはもう俺がよく分からない彼方へ行ってしまったし)
俺が好きな宇宙は
HAWKWINDみたいな宇宙で
ビームとかワープとかあるヤツ
基本的に
“地球の重力に魂を縛られた人々”
“フラットランダー”
なので
静かで孤独な暗く冷たい宇宙は
たまにでいいかな
鉱物と生物の中間の生命体となり
永遠に宇宙空間をさまよって
考えるのをやめたくないし
FAILUREは帰ってきた
無事着陸した
音に重力が戻ってきた
最終曲「10.Half Moon」の
爪弾かれる弦の生々しい音が
すごく効く
地に足がついている
FAILUREのアルバムリリースのニュースを
グーグル翻訳で読もうとするたびに
バンド名が”失敗”だけに
“完成を発表 新しい失敗作”とか
表示されるのは
相変わらずクスッっとさせられる
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GRUNGE / グランジ
