Bundle Of Hiss (1980-1988)
バンドル・オブ・ヒス
ワシントン州スタンウッド
Grunge, Alternative Rock
グランジ,オルタナティヴロック
Sessions:1986–1988 (2000)
- Swamp
- Sleep No More
- Amphetamine
- White
- Drown
- What Dreams May Come
- Rabies
- Strobe
- 12 Gauge
- Hank N Doris
- Fire Place
- Ash Wednesday
- Metamorphosis/After Image
- Push
- Apostasy
1980年
Kurt Danielson(B)が高校の友人達と結成
ワシントン大学に進学し、シアトルへ引っ越した後
Russ Bartlett(Vo,G)、Jamie Lane(G)
Dan Peters(Dr)と出会う
Green River、Skin Yardらと共に
グランジの始祖の一つに数えられるが
公式音源をリリースする事なく解散
バンドが残した2つのデモの
古いマスターテープを
Jack Endinoが蘇らせた
(いつもありがとうございます!)
時系列を逆に収録して2000年にリリース
Loveless Records
#1〜9
[Audio Designs Sessions 1987–1988]
Jamie Lane(Vo,G)
Kurt Danielson(B:TAD,Valis,Vaporland)
Dan Peters(Dr:
Love Battery,Mudhoney,Nirvana,Screaming Trees,Valis)
#3,4,8,9に
Tad Doyle(TAD,Brothers Of Sonic Cloth)が
ギターとコーラスで参加
#10〜15
[Reciprocal Sessions 1986]
Russ Bartlett(Vo,G)
Jamie Lane(G)
Kurt Danielson(B)
Dan Peters(Dr)
Russ Bartlettのボーカルは
泥臭い味のある渋い声
Jamie Laneのボーカルは
ややハイトーンで中性的
哀愁と薄っすらと浮遊感を伴っていて
聴きやすい
ファズの歪みと
粘りつくワウを多用するギター
ど真ん中で鳴る存在感のあるベースが
リフでバンドを牽引する
後に結成されるTADを彷彿とさせる
フレーズがチラホラ
TADではまぁバンド名からしてもだけど
Tad Doyleの強烈なインパクトに
目と耳を奪われるが
Kurt Danielsonのベースの
サウンド面での貢献度の大きさを
このBundle Of Hissを聴くことで
思い知らされる
後に多くのグランジバンドで活躍する事になる
Dan Petersは抜群のセンスで
スネアの手数の多いドラムを聴かせる
どこか影のあるサイケなサウンド
好き者にはたまらない
煙たいインディー臭をプンプンと漂わせている
プロデュースは
Jack EndinoとRic Vaughan
[Reciprocal Sessions]を録音した
1986年、Russ Bartlett脱退
Jamie Laneがボーカルとギターを兼任して
[Audio Designs Sessions]を録音し
そのデモテープは
SOUNDGARDEN,Melvins等の
シアトルの仲間達に配られた
1988年にバンドは解散し
Kurt Danielson(B)はTad Doyleと
TADを結成
Dan Peters(Dr)はMudhoneyの
結成に動いた
GRUNGE / グランジ