Feersum Ennjin(2005-)
フィアサム・エンジン
Alternative Rock
Toolの結成メンバーで
1991年〜1995年まで在籍
デモカセット[72826(1991)]
EP[Opiate(1992)]
アルバム[Undertow(1993)]
で、強烈なベースを聴かせた
Paul D’Amourが
Feersum Ennjin名義でリリースしたアルバム
Feersum Ennjin (2011)
- The Fourth 8:19
- Fishing Grounds 5:02
- Safeway 3:16
- The Wilderness 5:54
- Dragon 3:53
- Lines 4:02
- Solid Gold 5:23
- U-Boats 5:00
- Magus 3:26
- The Raft 4:44
- Hate The Sun 5:05
- Thin Air 3:06
Paul D’Amour(Vo,G,B,Synth,Key,Sampler:
(Lesser Key,Lusk,Ministry,Replicants,Tool)
2005年に同名で5曲入りのEPをリリース
その5曲はこのアルバムにも収録されている
透明感と哀愁のある声
美しいメロディの歌がスーッっと入ってくる
ヘヴィ度は控えめだが
引っかかりのあるギターリフ
間の取り方が絶妙
重ねられる音の層の心地よさ
サイケデリックな感じ
暖かみがあるけど異次元
全パートが細部まで圧倒的に作り込まれている
未来の宗教音楽ってこんな感じかしらってくらい
荘厳な響き
その上でキャッチーでもあり聴きやすい
Paul D’Amourのセンスが炸裂している
凄い
名盤
もちろんToolの匂いは至る所で漂ってくるが
Tool在籍時のあのベースを想像していたら
面食らうことうけあい
Toolが醸し出すあの荘厳な感じは
この人の影響も結構大きかったのかも
[1. The Fourth]に
Toolの超絶ドラマーDanny Careyが参加
バンド名/アルバムタイトルの
“Feersum Ennjin“とは
1994年に発表された
スコットランドの作家
イアン・バンクス(1954-2013)による
長編SF小説のタイトルそのもの
(これがものすんごい世界観、結構難解、
メモを取りながら何回も読んだけど
今だに,理解しきれてないような…
もう一回チャレンジだ〜
イヤまだ早いんじゃないか?
もっと大人になってからじゃないか?
それってもうおじいちゃんに
なっちゃうんじゃないか?
つーかもう一生無理なんじゃないか?
俺は何をしているんだ?
安らぎに背を向け続けて…)
ポール・ダムールは
このアルバムをリリースした後
Lesser Keyというプログレッシブバンドで
再びベーシストとして活動
2014年にEPをリリース
それから音沙汰が無い
関連バンド