GROTUS slow motion apocalypse(1993)

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GROTUS アルバムリスト

GROTUS (1989-1996)

グロータス

インダストリアル, オルタナティブロック,
エクスペリメンタル, ダブ

slow motion apocalypse (1993)

  1. Up Rose The Mountain 3:54
  2. Good Evening 1:08
  3. The Same Old Sauce 2:09
  4. Hourglass 3:44
  5. Shivayanama 4:41
  6. Complications 3:55
  7. Kali Yuga 3:23
  8. Clean 4:41
  9. Sleepwalking 6:05
  10. Medicine 3:07
  11. Slow Motion Apocalypse 3:55
    Brown(Remix)6:04〜

2nd
Alternative Tentacles

Lars Fox(Vo,Sampl,Perc)
Adam Tanner
(B-フェンダーベースⅥ,G,Synthe,Sampl)
John Carson(B,Sampl)
Bruce Boyd(Dr)

フェンダーベースⅥの使用
(30インチスケール、24-84ゲージの弦を使用
6本弦でギターの1オクターブ下のチューニング)

低い音をグルーヴの基礎に使っている故に
乾いたパーカッションや
民族楽器の有機的な音色が浮かび上がる
考え抜かれた音の配置
空間の使い方
リバーブの効かせ方
音と向き合うスタジオワークの楽しみが
詰まっている

正確なリズムの踏み固められた道の上を
伸びたり縮んだり
広がったり収束したり
ラジバンダリ
賑やかな混沌が歩いていく

ロックバンドに燃え尽きた人達だが
ロックの楽しさは忘れてないだろう
歌メロ、歪み
前作よりロックバンド的な要素が増えた
DUB,アンビエントなパートもノリやすい

完成された圧倒的世界観
現代版民族音楽

この年”1993年”に出たアルバムの
例を挙げてみれば
スマパンの siamese dream
ニルヴァーナの in utero
toolの undertow
(toolはインタビューで
グランジが流行っていたから
アルバムをその方向性で作り
売れるのは簡単だったと言っていた)

このアルバム
[slow motion apocalypse]
当時のメインストリームからかけ離れているし
前年の1992に
Ministryの名盤 ΚΕΦΑΛΗΞΘ があるが
インダストリアルのカテゴリーにしても
だいぶ突き抜けた
個性的な音を出したGROTUS
攻撃的なわかりやすさではなく
ゆっくりと効いて来るヤツ

同じ年に出た
Sleep’s Holy Mountain
同じくらい伝説の1枚だと思いませんか?
当時を振り返ってどーですか?
同年代の皆さん!
毎日どこかしら体の調子が悪いと思いますが
人生はまだまだ続きます
力を抜いて程々に頑張りましょう!

なんだかんだと言ってますが
ここまで完璧にやられると
そりゃアンテナの高い人達は気づく
とんでもないアルバムだと

Alternative Tentacles
GROTUS解散後も長いこと
このアルバムを再発し続けていた
こういう評価のされ方ってのは
とてもカッコイイことだと思う
本物だったってことだと信じてる

インドなアートワーク
その文化、歴史、バングー、チャラス
ストーナーであると言えると思う
(強引!)
だから
初期のKula Shaker
ブリットポップというよりも
ストーナーロックでしょうよ?
(Go-Win!)


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