dub war

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dub war(1993–1999)

ダブ・ウォー

reggae rock,alternative metal

Benji Webbe(Vo)
Jeff Rose(G)
Richie Glover(B)
Martin “Ginge” Ford(Dr)

イギリスの
サウスウェールズ州ニューポートで結成
レゲエ/ヒップホップ/
パンク/メタル等をミックスした
時代の先を行っていたバンド

Pain(1994)

  1. Mental 3:44★
  2. Nar Say A Ting 4:03★
  3. Original Murder 6:37★
  4. Words Of Warning 2:58★
  5. Strike It 3:42★
  6. Respected 4:09★
  7. Pain 4:50★
  8. Nations 7:12★
  9. Gorrit 4:55★
  10. Spiritual Warfare 3:57★
  11. Fool’s Gold 3:27★
  12. Over Now 3:41★
  13. Psycho System 4:50★
  14. Anadin 4:48★
  15. Why? 3:19★
  16. Mad Zone 3:53★

Earache

うねるベースと
パキンとしたパーカッシヴなドラム

独特のリフ展開と
エフェクトの聴いたギター単音弾き

レゲエを基盤にした
鋭いrapと変幻自在の歌メロ

センスの塊、
早すぎたバンドの1st
名盤

リズミカルに刻まれるリフと
ここぞのタイミングで動く図太いベース
スキだらけと思わせて
サビで一丸となって迫ってくる
「1.Mental
中盤のギターソロへつなぐ展開が
異次元に誘う

浮かび上がる様なbassの音
独特のrapとサビの憂いを帯びた
シンプルなコーラスとの掛け合いが良い
「2.Nar Say A Ting

うねるリフの反復に乗る切れ味のあるrap
短く挟まれるスローパートと
ガラリと空気を変える
終盤のヘヴィーな展開が良い
「3.Original Murder

グルグルと回転する様なサビと
渋く歌い上げるメロディ
効果音的ギターの音、
ブレイクの使い方も秀逸な
「4.Words Of Warning

ジャジーなイントロから
bassリフの左右に浮かぶサイケなギター
中盤のスキャットの所で
心を持っていかれる
「5.Strike It

波の様なイントロと語る様なボーカルから
90sへヴィレゲエと言い表せる展開を聴かせる
「6.Respected

悲しげなメロディを歌い上げるボーカルの声と
ゆったりしたテンポの中で
楽器隊の駆け引きが素晴らしい
「7.Pain

クールな歌メロと流れる様なリフ展開と
コントロールされたノイズ
熱くなるサビとコーラス、
エンディングまで最高な
「8.Nations」名曲

ソウルフルなイントロから一転
反復リフで押し
サビはシンガロングのアップテンポ曲
「9.Gorrit

キャッチーなリフの反復
サビはボーカルも反復のグルーヴ渦巻く曲
中盤以降の空気の作り方がまた良い
「10.Spiritual Warfare

クリーントーンの
シンプルなギターカッティングと
ウッドベースが心地よい
ビンテージ感あふれる
変化球にして名曲「11.Fool’s Gold
素晴らしいセンス

歪んだbassに引っ張られて
回転するグルーヴと炸裂するサビ
アイデア満載の曲展開の名曲
「12.Over Now

ギターの効果音的音使いが
左右に動きまくる
「13.Psycho System
終盤の展開が味わい深い

「14.Anadin」インスト
練られた展開と
ブリブリとうねるbassが良い楽器バトル

歪んだボーカルの攻撃的rapと
ブレイクを多用し
隙間を作るリフのコントラスト
「15.Why?」は盤によっては1曲目

混沌とした雰囲気で進み
終盤のスピードアップがかっこいい最終曲
「16.Mad Zone

Earacheの中では異色のバンドだが
音の底にざらっとした
アンダーグラウンドな匂いが感じられる
名盤

私が持っているのは97年のEarache
盤によって
曲数にだいぶ差がありますので注意
良い曲だらけ

恐らく人生で一番聴き込んだアルバム


Wrong Side Of Beautiful(1996)

  1. Control 3:34★
  2. Armchair Thriller 4:06★
  3. Greedee 4:20★
  4. Bassballbat 4:09★
  5. One Chill 3:36★
  6. Enemy Maker 4:00★
  7. Million Dollar Love 4:32★
  8. Silencer 5:13★
  9. Cry Dignity 4:23★
  10. Can’t Stop 4:06★
  11. Prisoner 4:55
  12. Love Is 2:57
  13. Mission 2:56★
  14. Universal Jam 18:21★

2nd
Earache

前作より音がモダンに洗練された印象で
攻撃性が減ったとも言える
落ち着いて余裕が有る感じ
悲しげなマイナー調の曲が多い

アナウンスから始まる
スピード感溢れるリフとrapの
オープニング曲「1.Control

悲しげでため息の様な歌メロと
クリーントーンに
空間系エフェクトを効かせた
バラード「2.Armchair Thriller

ギターのブラッシング音と
浮き沈みを繰り返すbassリフが
横ノリのグルーヴを作る
「3.Greedee

ウッドベースとドラム主体の演奏に
囁くようなrapがのる
中盤に文字通りの大暴れありの変化球
「4.Bassballbat

クリーンアルペジオ
隙間の多いアレンジの演奏と
落ち着いたやさしい歌
「5.One Chill

淡々と刻まれるAメロと
ヘヴィにグルーヴするBメロ
力み無くしかしソウルフルに歌うサビの
シングル曲
「6.Enemy Maker

ギターとボーカルだけのシンプルな
モロのレゲェから
ヘヴィに爆発する静と動
「7.Million Dollar Love

アコースティックギターと
霞が掛かった様な叙情的な歌が味わい深い
「8.Silencer

続いても
悲しげなメロディを歌い上げるバラードだが
演奏がサイケ風味「9.Cry Dignity

Benji Webbe
rapスキルが炸裂するパートと
シンがロングなサビの「10.Can’t Stop

ジャキッとしたギターリフと
うねるbassのグルーヴに
パンクよりのボーカルで押す
「13.Mission

宇宙で演奏している様な
空間系エフェクトを効かせた
スペースヘヴィレゲエと言えそうな
「14.Universal Jam
5分位で終了し、14分過ぎた所から
しっとりとした別の曲が始まる
前作の混沌とは対極の
力の抜けたエンディング

メタル寄りなら1st
hiphopよりなら2nd

俺は圧倒的に1st[Pain(1994)]派

DubWar解散後
Benji Webbe(Vo)
Jeff Rose(G)
Martin “Ginge” Ford(Dr)は
skindredを結成する

(★はお気に入り曲です)

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Earache/Toy’s Factory関連

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