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THE MARS VOLTA
(2001-2013,2022-)
マーズヴォルタ
テキサス州エルパソ
Prog Rock,Experimental,
Alternative Rock,
Psychedelic Rock,
Avantgarde
QUE DIOS TE MALDIGA MI CORAZON
(2023)
- Blacklight Shine 2:59
- Graveyard Love 3:43
- Shore Story 3:22
- Blank Condolences 3:28
- Vigil 3:36
- Que Dios Te Maldiga Mi Carazon 1:52
- Cerulea 3:54
- Flash Burns From Flashbacks 3:28
- Palm Full Of Crux 3:42
- NoCaseGain 2:50
- Tourmaline 3:29
- Equus 3 3:52
- Collapsible Shoulders 2:39
- The Requisition 4:34
8th
Clouds Hill
Cedric Bixler-Zavala(Vo)
Omar Rodríguez-López(G,flute)
Marcel Rodríguez-López(Key,Mellotron,piano,perc)
Eva Gardner(upright bass)
Daniel Diaz(perc)
Leo Genovese(piano)
[THE MARS VOLTA(2022)]の
アコースティックバージョン
復活作[THE MARS VOLTA(2022)]は
色々と削ぎ落としたアルバムだったが
その楽曲を
更に”生”の状態で
更に”穏やかな”形で出してきた
けれども
アルバムタイトルを直訳すると
「神があなたを呪ってくれますように,私の心」
ん〜…
穏やかじゃないタイトル
(単純にセドリックの書く
歌詞の方向性によるものなだけかも
しれないんだけどさ)
ラテン・ミュージックと
カリビアン・ミュージックの要素を
殊更に強調した音
[OCTAHEDRON八面体(2009)]の頃から
アコースティックアルバムを作るだろう的な
発言は何度かあったので
あの頃それを楽しみにしていたのを思い出した
アコースティックギターのナイロン弦の響き
ベースはアップライト
そしてドラムキットは使用せず
リズムはハンドドラム,マラカス,
カウベル,タンバリン,カスタネット,
手拍子 等の
所謂オーガニックな音で鳴らされている
その周りを彩るのは
ピアノ,パイプオルガン,ビブラフォン,フルート
そして
セドリックの素のままの声
今作では
コーラスで歌に厚みを加える事もなく
セドリックの声1本のみのボーカル
やっぱり素晴らしい声の持ち主
唯一無二のメロディを歌い上げるボーカリスト
ただ
そんな事はみんなわかってた
過去の名曲の中で
激しいパートだけでなく
静かなパートでも
セドリック・ビクスラー・ザヴァラの
歌の凄さは光り輝いていた
稀代のボーカリストであることを
みんな知っている
そしてマーズ・ヴォルタは
時代を代表するような
特別なサウンドを持つバンド
前作
というか
このアルバムのネタ元
[THE MARS VOLTA (2022)]
(よりによってバンド名がタイトル)
そしてこの
[QUE DIOS TE MALDIGA MI CORAZON]
正直
マーズ・ヴォルタ名義で出すべきものだったのか?
多作も多作のオマーのソロ名義でも
ANTEMASQUEみたいに一発限りの
サイドプロジェクト的なバンドでも
出し様はいくらでもあっただろう
課外活動を一切やらないバンドが
その人達唯一のバンドの名義でやった事ならば
なる程こう来ましたか!
こんな事もやってのけるのか!
凄ぇっ!と、なっていたと思う
これからのマーズ・ヴォルタの
動向次第ではあると思うけど
どうにも、再結成からの2作品には
今の所、疑問が残る
[THE MARS VOLTA (2022)]も
[QUE DIOS TE MALDIGA MI CORAZON]も
良い作品だし
もう何度も何度も聴いているんだけどさ
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