melvins The Crybaby(2000)

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Melvins アルバムリスト

Melvins (1982-)


メルヴィンズ

ワシントン州モンテサーノ
〜カリフォルニア州サンフランシスコ
〜ロサンゼルス サンフェルナンドバレー

Stoner,Sludge,Doom Metal,Hard Core,Avantgarde
ストーナー,スラッジ,ドゥームメタル,ハードコア,アヴァンギャルド

The Crybaby (2000)

  1. Smells Like Teen Spirit 5:01★
  2. Blockbuster 3:09
  3. Ramblin’ Man 3:14★
  4. G.I. Joe 3:59★
  5. Mine Is No Disgrace 8:21★
  6. Spineless 4:01★
  7. Divorced 14:42★
  8. Dry Drunk 4:03★
  9. Okie from Muskogee 2:10
  10. The Man with the Laughing Hand Is Dead 11:26
  11. Moon Pie 12:44★

12th
Ipecac Recordings

King Buzzo(G,Vo)
Kevin Rutmanis(B)
Dale Crover(Dr,Vo)

花ジャケ3部作アルバム最終作
melvinsの友人ミュージシャンが
多数ゲスト参加したコラボ作品

Nirvana[NEVERMIND(1991)]の
『1.Smells Like Teen Spirit』の
ヴォーカルは Leif Garrett
(70年代後半に活躍したアイドル歌手/俳優)
Aメロで
「おい、コレ大丈夫なのか?」と
不安になるが
Bメロのコーラスからかっこ良くなる

Jesus Lizard
『2.Blockbuster』のヴォーカルは
本家David Yow本人が
オリジナルよりも
感情を露にした歌唱を聴かせる
エレドラに
ディストーションをかけた様な音で
不穏な空気のインダストリアルな仕上がり

Hank Williams
『3.Ramblin’ Man』は
孫のHank Williams III
ギターとヴォーカル
物悲しく渋い曲に
Henry Bogdan(helmet)の
ペダルスティールの音が良い

Mike Patton(Faith No More,Fantomas)の
『4.G.I. Joe』は打ち込み主体で
パーカッションと電子音が渦巻く
不思議な世界

FoetusJ.G. Thirlwell
バズ・オズボーンの共作
『5.Mine Is No Disgrace』は
暗く物悲しいバラードが
長く溜めた後ヘヴィに爆発する
遅く長いグランジのような展開

パーカッションが賑やかな
『6.Spineless』は
女性コーラスの入り方と
広がる展開がかっこいい
そしてインディーズ臭が凄い

toolとの共作『7.Divorced』は
暗く重く長い凄まじいデキ
ブリブリとtoolならではの
太く輪郭のはっきりしたベースの音と
それにからむギターの
ディストーションの音の
バランスが心地よい

Danny Careyとの
ツインドラムの応酬といい展開といい
キメ部分といいもの凄い
挙句、宇宙へ

速くヘヴィでカオスな
『8.Dry Drunk』は再びDavid Yowが歌う
押しまくるリフで突っ走るパンク
しかし一筋縄ではいかず
曲のど真ん中にネタをぶっ込んでくる
そしてまた突っ走る
楽しそう

『9.Okie from Muskogee』は
カントリーミュージシャン
Merle Haggardのカバー
再び3曲目のHank Williams III
Henry Bogdanのコンビによるカントリー

『10.The Man with the Laughing Hand Is Dead』は
謎の女性ボーカルBliss Bloodによる
暗い雰囲気の長くて黒魔術的な曲
シタールと後半のサンプラーによる
空気の揺らぎが良い

Kevin Sharp(brutal truth)と
バズ・オズボーンの共作『11.Moon Pie』は
グラインドスラッジノイズコア
5:48で曲が終わり無音の後、
声とノイズ、無音、
『again!!』と叫んで終わり

個性豊かでユニークな友人達による
バラエティ豊かすぎる異色のアルバムで
聴き所が多い
入門には向かないけどほんとに楽しそう

(★はお気に入り曲です)

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