smashing pumpkins Mellon Collie and the Infinite Sadness(1995)

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Smashing Pumpkins
(1988-2000,2006-)

スマッシング・パンプキンズ

Alternative Rock

Mellon Collie
and the
Infinite Sadness (1995)

[Dawn To Dusk]

  1. Mellon Collie And The Infinite Sadness 2:51
  2. Tonight, Tonight 4:13
  3. Jellybelly 3:00
  4. Zero 2:39
  5. Here Is No Why 3:44
  6. Bullet With Butterfly Wings 4:16
  7. To Forgive 4:15
  8. An Ode To No One 4:49
  9. Love 4:20
  10. Cupid De Locke 2:49
  11. Galapogos 4:45
  12. Muzzle 3:43
  13. Porcelina Of The Vast Oceans 9:20
  14. Take Me Down 2:50

[Twilight To Starlight]

  1. Where Boys Fear To Tread 4:21
  2. Bodies 4:11
  3. Thirty-Three 4:09
  4. In The Arms Of Sleep 4:11
  5. 1979 4:24
  6. Tales Of A Scorched Earth 3:45
  7. Thru The Eyes Of Ruby 7:37
  8. Stumbleine 2:53
  9. X.Y.U. 7:06
  10. We Only Come Out At Night 4:04
  11. Beautiful 4:17
  12. Lily(My One And Only) 3:30
  13. By Starlight 4:47
  14. Farewell And Goodnight 4:21

3rd
Virgin
2枚組

Billy Corgan(Vo,G:Starchildren,Zwan)
James Iha(G:A Perfect Circle)
D’Arcy(B,Vo)
Jimmy Chamberlin(Dr:Zwan)

ロックの歴史の中で
2枚組で出されたアルバムの最高峰

ビリーコーガンの世界観を
思いっきり描き出している

環境、年齢、人間関係、お薬関係
気力、体力、想像力
レコ社、スタッフ

色々なものが
うまく噛み合った

そういうタイミングだったんだろう

その血と汗と涙の結晶
そりゃボリューミーになります

グランジとは
その音を表すってよりも
あの頃のバンド達が纏っていた
苛立ちとか物哀しさとか儚さ

ロックへの愛に満ちた
ありのままの”素”で鳴らされる音は
とても一括りにできない
それぞれの色を持っていた
(当時のリスナーみんな解ってた事だけど)

スマパンはシアトルじゃなくて
シカゴ出身
同時代性のシンクロニシティーは
確かに存在していたんだろうけど
パンクよりもサイケデリックの影響が濃ゆく
ニューウェーブ成分もある
やはり
輪をかけて個性的なクセのある音

それでも
ネット環境が珍しく
Amazonも存在しなかった時代の
子供の俺達が
カッコイイバンドを見つけ出す為の
手がかりとして
グランジという言葉は
最高に役立った

藁にもすがる思いで
Grungeという文字を探した

グランジとされるバンドのアルバムを探し
チャリと電車で街のタワレコに行き
見つけて、小遣いと相談して買い
聴き込み聴き込み
ブックレットのサンクスリストの
小さなアルファベットを
血眼になって読み取り
カッコイイバンドを見つけようとした

アルバム1枚に対する聴き手としての
心構えが今じゃ考えられないくらいの
真剣さと密度だった

今ほどロックが
国境を越えてやってくるのが
簡単じゃ無かった時代に
来るべくして
海を越えて届けられ
世界中で鳴らされて当然の名作

バンドメンバーみんなが
素晴らしい仕事っぷりなんだけど
特に
ジミーチェンバレンのドラム
完璧
チェン!
チェンマイ!
チェンバレーン!
(浦安鉄筋家族、春巻龍)

2時間
時間を作って向き合うべき
聴き手を包み込む芸術作品

美しい

1995年にリリースされたアルバムは
だいたい名盤説
(俺が99年に提唱、周りをポカーンとさせた)
を友人に納得させる為に
何度このアルバムの話をして
ウザがられたことか….

思い出話ばっかりで
ほとんどレビューになってない駄文
でも
本当に良いアルバム
まだ聴いたことがない人は
是非聴いてみてね!

名盤




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