buzzov*en To A Frown(1993)

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Buzzov*en (1989-2001,2010-)

Buzzoven, Buzzov-en バズオヴン

sludge core / スラッジコア

To A Frown (1993)

  1. To A Frown 3:43
  2. Shove 2:11
  3. Drained 5:21
  4. Forget It 2:29
  5. Frayed 3:37
  6. Splinter My Eye 2:02
  7. Wound 4:06
  8. Toe Fry 2:22
  9. Aching Improv #9 3:43
  10. Weeding 7:50

1st
Allied Recordings

Kirk Fisher(Vo,G)
“Igor”Brian Hill(B:Acid King)
“Ash”Ashley Williamson(Dr)

ドラムがメンバーチェンジ

プロデュース、録音はBilly Anderson

ノイズとセリフと
ウッドベースのこもった音から
ヘヴィリフが近づいてきて
冷めた声をきっかけに炸裂
ここでもう掴まれる
最高のオープニング

金属的な振動を持ったベース

絞り出す苦しげなボーカルは
どこかカートゥーン調の
しゃがれ方がパンキッシュ

不穏に浮遊する不協和音
フィードバックノイズと
刻む重いリフのコントラストが絶妙

手加減なしの歪みで
容赦無く輪郭を潰したギターの
うねりくねり押して引く
起伏に富んだリフと
お得意のブレイクの多用

遅く重くの泥濘にハマっている所に
アップテンポの疾走を
躊躇なく全力でブッこんでくる

曲間に挟まれるSEの醸す
初期インダストリアルに通じるような
冷徹な暗黒

突き放されたと思ったら
ハードコアパンク由来の”ノリ”で
混沌の中に聴き手を巻き込んでくる

狂気じみた病的な音の中に
綿密な企みで作り出される地獄

リリースされてから
何年も経ってたけど
このアルバムが
Buzzov*enのCD音源初体験で
あまりのかっこよさに
慌てて過去作のカセットを
(通称:超人一〇二芸)の中から
探したなー
そして
スラッジのバンドも作ろうと思ったが
誰も乗って来なかった..

しょうがないので
4トラMTRでリズムマシン使って
ギターをBossのメタルゾーンで
思いっきり歪ませて
マイクケーブルにも
友達に借りたグレコのベースにも
ディストーション繋いで
一人で宅録した結果

母親に何やってるの?うるさい!と
怒られたが

…インダストリアルができた

”兄ちゃん”に聴かせたら
「おー!インダストリアルか、
かっこいいなー」
と言われたんで
「あ…うん..はい!」つって
そういうことにしといた

怪我の功名が辻

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