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Fudge Tunnel (1988-1995)
ファッジ トンネル
Alternative Rock,Hardcore,Heavy Metal,Grunge
Hate Songs In E Minor (1991)
- Hate Song 5:28★
- Bed Crumbs 2:18★
- Spanish Fly 5:25★
- Kitchen Belt 3:52
- Hate Song (Version) 3:17
- Boston Baby 3:41★
- Gut Rot 3:55★
- Soap And Water 3:42★
- Tweezers 3:16★
- Sunshine Of Your Love 7:26★
- Cat Scratch Fever 2:57
1st
Earache
Alex Newport (guitar/vocals)
David Ryley (bass)
Adrian Parkin (drums)
Earache Recordsに
所属しているバンド”らしさ”である
地下の空気は漂わしているが
異色
(イヤーエイクのバンドに
毎回異色って言ってんな、
あのレーベルには異色のバンドしか
いねーんだよ!!と
ツッコミを受けました
まったく…その通りだぜ!!)
イギリスのグランジと言われたが
Doom,sludgeの殺伐さから
ハードコアの混沌まで併せ持つ
その上インダストリアルの無機質まで
こんな真似ができるのは
この人達だけしかいない
波のようにうねる分厚いグルーヴの
反復リフに
フィードバック音の絡ませ方が
見事なギター
シャウト寄りだが
薄っすらとメロディを残した
歌唱
太く艶のある音で
ハードコア的な
存在感のあるベースと
手数が多く
硬いバスドラが効いたドラム
巧みな曲展開とノイズコントロール
ドライヴ感と間の取り方が絶品
3人とも上手い
極上のバンドアンサンブル
バランス感覚
緩急自在の演奏
変拍子を使ったり
アンビエント的要素を見せたりと器用
Ted Nugentの[Cat Scratch Fever]は
結構素直な感じのカバーだが
Creamの[Sunshine Of Your Love]は
doom味に調理され
途中ノイズで埋め尽くしてから
帰ってくる
この辺のズバ抜けたセンスは
後にアメリカに渡り
プロデューサー/ミキサーとして
活躍する事になる
Alex Newport(Vo.G)のコダワリかしら
各曲とも
空間系エフェクターの使い方とか
スピーカーの左右の音の振り方とか
こだわりが見えるミックス
最後まで飽きさせないアルバム
1stにして完成度が高い
Earacheだから日本盤は勿論
Toy’s Factoryからリリース
同じ時期にMudhoneyのアルバム
[良い子にファッジ]がリリースされてて
Fudgeってなんだ?
なんかエロいスラング的な意味でも
あるのか?とか思ってました
「お前をFudgeしてやろうか!」つって
最初のプレスでは
ジャケットアートワークが
“首切り”のイラストで
発禁になったというが
その現物を見たことがない…
(画像はポスター、
Tシャツにもこのデザインの物があり
pvで着てる)
2014年にWhite/Black Splatterで
D面にエッチングのカラービニールで再発
あら、再始動かな?と思ったが
そんな事は無かったぜ
Earache/Toy’s Factory関連