Butthole Surfers HAIRWAY TO STEVEN(1988)

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BUTTHOLE SURFERSアルバムリスト

BUTTHOLE SURFERS(1981-)

バットホール・サーファーズ

Alternative Rock,Punk,Noise,
Experimental,Avantgarde,
Texas Psyche

HAIRWAY TO STEVEN(1988)

  1. Jimi 12:45
  2. Ricky 2:36
  3. I Saw An X-Ray Of A Girl Passing Gas 4:54
  4. John E. Smoke 6:46
  5. Rocky 3:47
  6. Julio Iglesias 3:07
  7. Backass 6:09
  8. Fast Song 1:37

※実際の曲のタイトルリストは無く
各曲はレコードはラベル部分に
CDは盤面に印刷されたイラストで表されている


その為ファンの間で
次にリリースされた[DOUBLE LIVE(1989)]や
海賊盤の曲目と照らし合わせて
このアルバムの各曲の曲名を推理した

4th
Touch And Go Records

Gibby Haynes(Vo)
Paul Leary(G)
Jeff Pinkus(B:Honky,Melvins)
King Coffey(Dr)
Teresa Nervosa(Dr)

機械的ドラムリフに導かれ
ものすごくダークな雰囲気で始まる
敵のボスキャラの語りのようなボーカルに
ギターが紡ぎ出す暗黒宇宙空間
[1.Jimi]は13分近い長尺曲
中判にリズムが変わってからの
渦を巻く混沌
アコースティックギターに持ち替えて
小鳥がさえずり鶏が鳴いて朝が来た
牛かな〜犬もいるかな〜
遠くで赤ちゃんが泣いてるな〜
長閑だけど不穏
これをアタマに持ってくるところが
バットホールサーファーズ

Paul Leary
アコースティックギターを多用し
長閑な雰囲気からスリリングまで
持っている音楽的素養を見せている
この人は本当にギターが大好きなんだと思う

このアルバムは
カントリーとフォークとサイケの
LSDを通した目線での融合
曲がりくねっているけど
軽快な雰囲気がある
これまでの作品よりだいぶ聴きやすい
そのせいか初期のファンからは
少し不評気味なんだけど
これはこれで間違いなく凄いアルバムだと思うし
ここからバットホールサーファーズ
入ってもいいんじゃないかな〜

これまでのアルバムは
バンドがスタジオ入りしてから
曲を作ってレコーディングしていた為
完成までに時間がかかり
沢山のスタジオで録音していたが
このアルバム収録曲のほとんどは
何年も前からライブで演奏していたもので
短い期間で一つのスタジオで完成した

ここからバットホールサーファーズ
曲を完成させてからスタジオ入りする
やり方を採用するようになる
Jeff Pinkus(B:Honky,Melvins)は
このレコーディングのやり方が
以前のアルバムにあった自然な創造性を
抑えてしまっていると言っていた

歳をとるほどに良くなってくる
アルバムってありますよね
『あのアルバム久しぶりに聴いたら
やっとわかったわ〜』ってヤツ
何度か聴いてもピンと来なかったヤツは
手離すんじゃあ無くて寝かすに限る
そんな一枚(俺の周り調べ)

名盤


アルバムタイトル[Hairway To Steven]は
レッド・ツェッペリン
名曲[Stairway to Heaven]
もじったもの
1996年には
逆にツェッペリンのこんなの海賊盤が出た(笑)↓

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