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BUTTHOLE SURFERS(1981-)
バットホール・サーファーズ
Alternative Rock,Punk,Noise,
Experimental,Avantgarde,
Texas Psyche
LOCUST ABORTION TECHNICIAN
(1987)
- Sweat Loaf 6:05
- Graveyard 2:27
- Pittsburg To Lebanon 2:29
- Weber 0:33
- Hay 1:49
- Human Cannonball 3:52
- U.S.S.A. 2:14
- The O-Men 3:28
- Kuntz 2:25
- Graveyard 2:45
- 22 Going On 23 4:28
3rd
Touch And Go Records
Gibby Haynes(Vo)
Paul Leary(G)
Jeff Pinkus(B:Honky,Melvins)
King Coffey(Dr)
Teresa Nervosa(Dr)
初めてスタジオを使わずに録音
ツアー生活に疲れたバンドは
ジョージア州ウィンタービルに移住
バンドはなけなしのお金で小さな家を借りて
古い8トラック・レコーダーと
マイクを購入してレコーディングした
このおかげで
「ドラッグ使用のための長期休暇を取る余裕ができた」
という
(ヤク買う金はあったのね)
このアルバムでGibby Haynesが作った
ボーカル・エフェクトGibbytronix登場!
ベースにJeff Pinkus(B)加入
バンドと抜群に相性がいい
この人もストーンズに入った時のロン・ウッドみたい
(途中加入って意味でね
ブライアン・ジョーンズはもちろん最高だったし
ビル・ワイマンもね)
[#1.Sweat Loaf]はブラック・サバスの
Sweet Leaf[MASTER OF REALITY(1971)]
のリフをパロディ化した軋むようなリフ
それが優しいクリーンアルペジオと交互に鳴らされる
[5.Hay] は、[11.22 Going on 23]を2倍速で逆再生
曲中「Hey」という声に聞こえるのは
バンドが近くの屠殺場で牛が鳴いているの録音して
2倍速で逆再生
[8.The O-Men]は
スピードメタルバンドOmenの[Termination]の
コーラスを引用、インスパイア
[9.Kuntz]はタイのミュージシャン
Phloen PhromdaenとKong Katkamngaeの曲
ギビー・ヘインズがGibbytronixで加工
このアルバムは高い評価を得て
方々にかなりの影響を与えた
カート・コバーン(Nirvana)は
自身のアルバムベスト50に
このアルバムを入れている
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは
どうにもなかった事にされてる気がする
(俺は最高傑作だと思う)
超名盤[One Hot Minute(1995)]収録の
[Deep Kick]内で[1.Sweat Loaf]の
歌詞というかセリフを引用
Orbitalは「Satan」で[1.Sweat Loaf]をサンプリング
キッド・ロックもアルバム[The Polyfuze Method]収録の
[Pancake Breakfast]で[1.Sweat Loaf]をサンプリング
MelvinsはJeff Pinkus参加の
[Pinkus Abortion Technician(2018)]で
[10.Graveyard]をカバー
アルバムタイトルもこのアルバムから取っている
時代にバットホールサーファーズの名を刻みつけた
尖りまくって曲がりまくった
名盤
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