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Black Sabbath (1968-2017)
ブラック サバス
Never Say Die! (1978)
1. Never Say Die 3:47
2. Johnny Blade 6:27
3. Junior’s Eyes 6:41
4. A Hard Road 6:03
5. Shock Wave 5:13
6. Air Dance 5:15
7. Over To You 5:21
8. Breakout 2:36
9. Swinging The Chain 4:18
8th
Vertigo Records
Ozzy Osbourne(Vo)
Tony Iommi(G)
Geezer Butler(B)
Bill Ward(Dr)
アメリカンなノリが
随所に見られるが
よくイメージされる
あのサバスの音も健在
シャッフル曲に
ジャズ/フュージョン要素
ホーンセクション
ヘヴィなロックが
どれだけ許容範囲の
広いものであるかの証明が
行われている
オジーはこのアルバムを
どうにも
気に入っていない
結構ボロクソに言っていたが
なんだかんだ言っても
良い仕事をしている
決して駄作ではない
つーか
これもサバスじゃなかったら
作り上げることができない
クオリティを誇っている
オジー期後半のサバスは
必ずキーボードの音が
入れられている
今作では
後にRainbowに加入する
Don Aireyが担当しているが
この時点で既に
レインボー風味
つまりDon Airey自身の音が
いかに個性的で
主張が強い音かってことになる
後年、オジーのソロにも
参加しているところを見るに
オジーも彼の音を
気に入ってたんだろう
このアルバムのツアー後に
オジーは再び脱退しソロへ
これでBlack Sabbathの
オジー時代が終わった
8枚のアルバムに
一つも駄作がないってのは
とんでもないことだと思う
その影響力の大きさったら、ね
当時の評論家からは
酷評される事も多かったというが
これは80年代も90年代も
変わりませんでしたな
インターネット普及のおかげで
頭でっかちで
理論やテクニックでしか
音楽を判断できない人による
評論の影響力が弱くなり
本当のリスナーの声が
溢れる時代になってよかった
と
上等な砂糖にガムシロップと
炭酸抜きコーラと
ハチミツをブチまけるがごとき甘口!!!
なレビューを書く俺は思います
ちなみに俺は
大好きなAnthraxの
[Stomp 442(1995)]が
酷評されてたのを見て
BURRN!を読むのをやめました
「あの時スゲー怒ってたよねー」と
20年以上経った今でも友人に言われる程
DOLLとギタマガと
ヤングギターとプレイヤーは
ずっと読んでたなー
オリジナルラインナップの
ブラックサバスは
1997年に再結成
2000年まで活動
2011年に再々結成されるが
Bill Ward(Dr)不参加
2013年
18年ぶりの19thアルバム『13』をリリース
2017年解散
sabbath’s blood