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blackmail (1994-)
ブラックメイル
Alternative Rock / オルタナティブロック
tempo tempo (2008)
- False Medication 3:56
- Mine Me I 3:45
- (Feel It)Day By Day 4:31
- The Good Part 3:13
- It’s Always A Fuse To Live At Full Blast 6:00
- Shshshame 3:20
- Speedluv 4:48
- U Sound 3:53
- The Mentalist 3:51
- Swinging Exit Pleasure 3:42
- Pas De Tristesse 2:17
- So Long Goodbye 4:04
- Tempo Tempo 4:28
6th
City Slang
名盤
Aydo Abay(Vo)
Kurt Ebelhäuser(G,Vo,Key)
Carlos Ebelhäuser(B,Vo)
Mario Matthias(Dr)
演奏はさらにヘヴィに
歌メロはさらにエモーショナル
ボーカルは基本落ち着き
冷めてるんだけど
所々パンキッシュな歌唱が
顔を出すし
サビ、コーラスが熱い
歌も曲展開も
表現の幅が広がっている
キーボード/シンセサイザーも
前作よりも露骨に炸裂
サイケ感が際立つ
実験的試みだろうと
ひねくれた展開のアイデアだろうと
やりたいことは
思いっきりやるスタイル
“わかりやすさ,とっつきやすさ”と
対局の深化なんだけど
“歌メロ”の魅力が半端ないから
自然に引き込まれる
これは凄いことだと思う
[3.(Feel It)Day By Day]は
超名曲
合唱スタイルのボーカルも
演奏のうねり方も最高の
アンセム
涙腺直撃のメロディ
[4.It’s Always A Fuse To Live At Full Blast]は
オリエンタルなストリングスアレンジが印象的で
打ち込みチックなメカニカルなリズムに
歪んだベースラインと
かっこいい歌の新機軸
サイケにねじれて
遠ざかっていく
[5.Shshshame]は
頭の歌メロが強力すぎる
一発で掴みに来る
[9.The Mentalist]の
歌に呼応するように
伸びるバイオリンのような電子音が
新鮮な響き
[10.Swinging Exit Pleasure]の
もう聴いてもらうしかない
荘厳で美しく登っていくようなサビ
究極に広く解釈されるジャンル
“オルタナティブ”で
これほど
”聴きやすさ/大衆性”を
保ったまま
当たり前のように
多要素を違和感なく
聴かせられるのは凄い
つっても
そもそも
“オルタナティブ”の始祖
Janes Addictionが
やってのけたことで
それこそが
“オルタナティブ”で
“ロラパルーザ”だったはずなんだけど
時代が進むにつれて
逆に難しくなってしまった
ドイツのblackmailは
現在進行形でそれをやってのけてるなー
バンドが最高の状態にあるんだろうなー
と思っていたら
この年
Aydo Abay(Vo)が脱退
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ
ドイツのバンド