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pitchshifter(1989-2003,2006-)
ピッチシフター
イギリス、ノッティンガム
industrial metal / インダストリアルメタル
www.pitchshifter.com (1998)
- Microwaved 3:38
- 2nd Hand 3:31
- Genius 4:06
- Civilised 4:38
- Subject To Status 3:34
- W.Y.S.I.W.Y.G. 3:45
- Please Sir 3:47
- Disposable 3:38
- A Better Lie™ 3:13
- Innit 2:52
- What’s In It For Me? 2:56
- I Don’t Like It 3:53
- ZX81 6:29
- Free Samples 1:48
4th
Geffen Records
J.S. Clayden(Vo,G)
Johnny Carter(G,Program)
Mark Clayden(B,Sampler)
‘D’ Walters(Dr,Percussion)
Earacheを離れメジャーへ
打ち込みデジタル要素をさらに激化
ロックの最先端の一角に躍り出た
傑作 超名盤
ブレイクビーツや
ドラムンベースの
音使いに気を取られるが
よくよく聴いてみれば
とってもpunk
特にボーカルは
Punkの切れ味が抜群で
キャッチーな歌メロが炸裂
ギターの歪みは
インダストリアルのソレだが
綿密なリズムトラックの上で
“間”の取り方が気持ち良い
ロックの爆発力を忘れてない
サンプラーによる
曲がり浮遊する音
初期にあった重さ暗さは
なくなったが
エラくかっこいいモノを
作り上げている
少しでも異ジャンルの音を混ぜ込めば
ミクスチャーと呼ばれた時代だが
ここまで大胆かつ
完璧なバランス感覚の
“混ぜ物”感は他を圧倒
頭一つ抜きん出ている
全てが聴き手の体を突き動かす
巻き込み型の
“ノリ”に集約されている
このアルバムで
新しいロックの１つの完成形を
堂々と提示した名盤
恐ろしいのは
それが偶発的なものではなく
計算された確信犯だって事
もちろん1997年に
Prodigyが
世界をひっくり返した傑作
[The Fat Of The Land]の
影響はあるだろうが
物珍しさでアンテナの高いリスナーを
狙い撃ちしたんじゃなくて
この音の完成度を持って
自信満々の状態で
メインストリームに
突っ込んで行ったって事
半端ないセンス
この当時
私が組んでいたバンド内で
メンバーの誰かが
カッコイイリフを作ったり
うまいことを言ったりした時に
「お前、天才だなっ!!」
メンバー全員
「ジィイニィアーーーーーーース」
っていうのが流行った
本当に[3. Genius]は
強烈だった
懐かしくて泣きそう
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