Butthole Surfers CREAM CORN FROM THE SOCKET OF DAVIS(1985)

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BUTTHOLE SURFERSアルバムリスト

BUTTHOLE SURFERS(1981-)

バットホール・サーファーズ

Alternative Rock,Punk,Noise,
Experimental,Avantgarde,
Texas Psyche

CREAM CORN FROM THE
SOCKET OF DAVIS (1985)

A1. Moving To Florida 4:32
A2. Comb 4:57
B1. To Parter 4:20
B2. Tornadoes 2:36

EP
Touch And Go

A面は三人編成
Gibby Haynes(Vo)
Paul Leary(G,B)
King Coffey(Dr)

B面は五人編成
Gibby Haynes(Vo)
Paul Leary(G)
Terence Smart(B)
King Coffey(Dr)
Teresa Nervosa(Dr)

Gibby Haynes(Vo)は
語り、叫び、
ジェロ・ビアフラ(Dead Kennedys,Jello Biafra With The Melvins)ばりに歌っている

Paul Leary(G)は
シングルコイルのギター
(多分ストラトキャスター)を
スチール弦をきしませながら
叩きつけるようなリフを鳴らしていて
えらくカッコいい
ギターソロも最高

リズム隊は
得意のインダストリアルな響きで
これ以上無いマッチング

この人達しか思いつかないであろう展開
バンド一丸の演奏に
気の抜けたボーカルの
バットホールサーファーズ

名盤

[A1.Moving To Florida]
[A2.Comb] [ B1.To Parter ]の
3曲はバンドのキャリアにおいて
ライブでかなりの割合で演奏された

割と直球なパンク曲[B2.Tornadoes]が
ライブであまり演奏されなかったというのが
バットホールサーファーズらしい

[A1.Moving To Florida] は
極シンプルなリフと
そのリフが止まった”間”の部分に
Gibby Haynes(Vo)の語りが入るんだけど
かなり物騒でサイコな歌詞なので
和訳を載せようと思ったけど
やめときます
(面白いんだけど
AxCxの曲名の和訳よりもエグい)
歌詞は検索したら簡単に出てくるので
興味のある方は是非
butthole surfers Moving To Florida lyrics

さらにすごいのは
この曲が80年代半ば頃カレッジラジオ
(大学生が運営して放送を行うラジオ)で
定番だったって事

アルバムのタイトルの”DAVIS“とは
アメリカの歌手/俳優/ダンサー/作家/
映画プロデューサー/TVディレクター
多才なエンターティナー
サミー・デイビス・ジュニアの事
(俺は彼が出演している映画[キャノンボール(1981)]が大好き)

“SOCKET”とは
彼が1954年に自動車事故で失った左目の
義眼ソケットを暗示
バンドは
デイビスの目の義眼ソケットから
クリームコーンが吹き出ている
かなり罰当たりな絵をデザイナーに依頼したが
期待していた感じにならなかった為
ボツになった
採用していたら訴訟は避けられなかったと思う
ボツ案のデザインも見てみたいけど
めでたしめでたし

その後、Paul Leary(G)が
テキサス州サンアントニオの知人の家に
葉っぱを買いに行った時
ある写真家も同じ理由でそこにいた
ビールを飲んだりギターを弾いたりした後
その写真家が持ってきていた写真を見ていたら
何枚か床に落ちた
その写真の中に
女の子が数人の人と写っているものがあった
それをPaul Learyが気に入って
写真家から写真と複製権を譲り受け
少女の写真はトリミングされ拡大されて
EPの米国盤ジャケットに使用された

Fundamentalレーベルからリリースされた
イギリス盤のジャケはこうなった↓

これに関しては詳細不明


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